マイクの前
東日本大震災があった2011年秋。
身の振り方を変えることにしました。
大好きなラジオから一線を引き、副業として話す仕事はしつつ、
サラリーマンとなる道を選択。
これがDJとしての最後のマイクと思い、当時一歳だった長女を連れ、
父がラジオDJの仕事をしてたんだとどっかで覚えてくれてればと、
娘がスタジオの外で歩いている写真を妻に撮ってもらって、
未練がましく何年もfacebookのプロフィールにしてました。
あれから11年。そんなことを思っていたスタジオで
今日パーソナリティとして話してきました。
よちよち歩きだった長女は、春から中学生。
当時は目の前は何もなかったけれど、立派なビルが立ち並び、
風景が変わってた。
人も街も思いも、11年って時は簡単に変えていく。
慶應大学SFC研究所が主幹事となるコンソーシアムの特番で、
産後ママスマイルデー(3月5日)に向けた特番のDJとして、
同研究所の本田 由佳先生と今日を含めてあと2回話させてもらいます。
昨日のテーマは「産後ママのパパのサポート」と
東京医科歯科大学スポーツ歯科外来大学院 スポーツ歯学分野助教の
中禮 宏先生をお招きして、「産前産後ママと家族が知っておきたい
お口の健康とケア」についてお伝えしました。
歯医者さんって、上向いた状態でしか話さないって方が
ほとんどだと思うんです。
治療してもらう時ってそうですよね?
患者と先生の関係。
でも真正面からお話伺うと、「なーーーるーーーほーーどーー。」と
納得の話の数々。
何より中禮先生の柔らかさが最高でした。
歯って、「なきゃべき」の定義に陥る最たる例だと思うんですよね。
でも後回しにしがち。優先順位高くはないよな的な。
とは言え、脳疾患、心臓疾患をメインに歯が原因で重症化する話は
多いんですって。
いろんなものの入り口は「口」だから正確な情報を知るってのは
大事なんだなとあらためて思いました。
最初の質問が子どもにハグやチューしたいんですけど、
虫歯って本当にうつるんですか?という、長年の疑問(笑)にも
3人とも虫歯になったことがないのでわかりやすく
教えてくださいました。
動画もSFC研究所にアップされるので、ご興味有れば是非ご覧ください。